代表者メッセージ(2020年4月28日更新)
新型コロナウイルス感染症の拡大は、私達の生活に大きな影響を及ぼし、残念ながら長期化を見据えてその対応に当たらなければなりません。
仕事や収入は言うまでもなく、学校や居場所、さらには日常生活での行動において不自由さや生きづらさが倍加する覚悟で、この一大難局に臨む必要があると考えます。
私達は、ウイルス感染の被害者にも加害者にもなりうることを十分理解したうえで、不自由さや生きづらさに声を上げていきましょう。また、その声に応えて腰を上げていきましょう。
社協は、「みんなで支えあい・助けあう地域づくりをすすめます」とうたい、「社協はほっときません!」と言い続けています。尼崎市民のみなさんも、この輪にお入りください。そして、ともどもにコロナ危機を突破しましょう!
社協は、3月末より生活福祉資金貸付制度の特例措置として「緊急小口資金」と「総合支援資金」の相談、受付をフル回転で行っています。
前者は、休業などで収入が減り生計が苦しくなった場合に、後者は、失業などで困窮し、生活の立て直しが必要になった場合に貸し付けるものです。
「エッセンシャルワーカー」という言葉がこのコロナ禍のなかで、海外で用いられ始めました。医療従事者、生活必需品の生産、物流、販売に携わる人々....これら社会の維持に必要不可欠な仕事をする人を意味しますが、社協はまさに「エッセンシャルワーカー」から成る、尼崎市の「エッセンシャル組織」であることを肝に念じて、ウイルス戦争に臨んでいきます。
社会福祉法人
尼崎市社会福祉協議会
理事長 松 原 一 郎
過去のご挨拶