老人給食グループボランティア研修会を開催しました
令和3年9月10日(金)10:00~11:30 園田地区老人給食グループ研修会を
園田東生涯学習プラザで開催しました。
緊急事態宣言下で老人給食の実施もままならない状況ではありますが、
みなさんに会えないことで、心の元気を失っている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は尼崎市の疾病対策課の宮本さんをお迎えして、
『高齢者のメンタルヘルス』
~高齢者に特有のこころの不調について~
をテーマにお話いただきました。
今回は、宮本さんと一緒に2名の実習生さんも参加してくださいました。
年齢を重ねることで起こりうる「孤独」の感情や、
それによってひきおこされるうつ病やアルコール依存症、認知症との関係を学びました。
また、それらの予防法や、症状がみられる人との接し方を学ぶことで、
自分の心の健康を保ち、声を掛け合いながら、
ともに支え合うことの大切さに改めて気付きました。
講演後は各グループにわかれ、実習生さんや職員も交えて
活動者さんや利用者さんの中でいつもと違うと感じる人がいた場合、
どんな声掛けをするか、実際のエピソードなどをお話していただきました。
お話をお伺いすると、孤独を抱えた人を目の前にしたとき、
その人に応じたお声かけやアプローチで、
ひとりひとりに寄り添った支え合い活動を実践されておられました。
今日の学びでは、普段のみなさんの活動を自信を持って進めていただける機会となったと思います。
まだまだコロナ前のような活動に戻るには時間がかかりそうですが、
みんなで支え合って、元気にこの難局を乗り越えていきましょう!