権利擁護フォーラムを開催しました♪
10/6(木)に総合老人福祉センターにて権利擁護フォーラムを実施しました。たくさんの方にご来場いただきまして、本当にありがとうございました。
第一部の映画「ぼけますから、よろしくお願いします」は、申込受付開始してからたくさんの方にお問い合わせの電話を頂き映画への関心の高さを物語っていました。 夫婦・親子・家族の歴史、介護サービスの導入、当事者と家族の葛藤、この映画の中の世界ではなく、”今、実際にどこかで同じように起きていること”を映像として見ると他人事ではないように感じました。映画上映中はドッと笑いが起きたり、涙されている方がいたりなど鑑賞者の感情にそれぞれ訴えかけるものがあったように思います。
一部感想を抜粋してご紹介します。
・自分達の未来の姿をみているようで、涙が止まりませんでした。グチを言い合うよりも、夫婦でいることに感謝したいと思いました。
・この映画は当事者の立場とオーバーラップして考えさせられました。子供達にも見せたいと思いました。介護の仕事の大変さ、また介護者としての関わり方を学べたように思いました。
・今当たり前にできていることができなくなった時、「幸せ」の感じ方も変わると思った。両親の今後の生活について、自身の関わり方についても意識するきっかけとなった。
第二部の講話は判断能力が低下しても、自分らしく生活するためにというテーマで、地域包括支援センターの方に講話いただきました。映画を踏まえて、認知症とはどのような病気なのか正しく理解し、判断能力が低下しても公的なサービスを利用しながら地域で安心して生活するための方法について学びました。
本フォーラムにご協力いただきましたすべての方に感謝申し上げます。
今後も様々な形で成年後見制度を中心に権利擁護の啓発活動などを行っていこうと思っていますので、開催の際はぜひご参加ください!
【事務局】
尼崎市成年後見等支援センター 北部・南部