都市にこそ、畑は必要なんです!~園北ファーム@善法寺~
まだまだ暑い日が続いていますが、蝉の声は薄れ、日暮れも早くなり、虫の声が。
自然はしっかり秋の到来を教えてくれますね。
そんな中、今日は善法寺にある園北ファームさんにお邪魔しました!
この日は、実習中の大学生と、近隣地域の福祉協会の会長さんと副会長さん、そして、地域学校協働活動推進員さんと一緒に訪問させていただきました。
園北ファームでは自然農法を取り入れ、どんな人も受け入れるコミュニティファームとして地域にも愛されています。
コミュニティファームとは、大人から子供まで、障害のあるなしを関わらず、いつでもどんな時でも利用できたり、参加出来たりする地域の憩いの場として活用されている農園です。
そして、原則有機無農薬という自然農法で育てておられるので、ここでとれるお野菜は本当においしいんです!!
お野菜と一緒にバジルを植えたり、とうもろこしの茎を支柱にマメ科の植物を植えたりする「コンパニオンプランツ(共生植物)」という栽培方法を取り入れることで、農薬に頼らなくても害虫を寄せ付けず病気を予防し、養分を供給し合い成長を促進させることができるそうです。
代表の内田さんは、「都市だからこそ畑が必要」とおっしゃいます。
人と人がつながる憩いの場となる畑が、公園や公民館のように当たり前にある地域になれば、潤いと安らぎを与える緑多い生活環境となります。
また、畑があれば、気軽に人が集まり、人が集まり作物が増えれば生産・販売、そして雇用につながります。
都市農園には何より地域住民との調和が大切!
園北ファームでは、隣接したマンションの子どもたちから声をかけられたり、お野菜を買いに来てくれたり交流が生まれているそうです。
代表を務めておられる内田さんはアイデアマンで、観光農園としての取り組みや地域通貨の活用など、様々なプランであふれています。
まだまだこれからの発展が楽しみな園北ファーム、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください!
<お問い合わせ>
尼崎市社会福祉協議会園田支部
(尼崎市食満5丁目8番46号 園田東生涯学習プラザ内)
☎06-4950-0410 ✉sonoda@amasyakyo.jp
担当:黒川・友永
オクラの花。とれたてのオクラは産毛も柔らかく、生でもおいしいよ!