令和5年度 単協会長研修会を開催
令和5年8月7日(月)に「令和5年度 社協中央支部 単協会長研修会」を開催し、30名の単協会長や理事の皆さんにご参加いただきました。
行先は徳島県鳴門市にある「ドイツ村」と「賀川豊彦記念館」です。
バス車中では、「私たち一人ひとりができること~当事者意識をもって考えるコロナ差別~」のDVDを見ていただきました。コロナウイルスに感した地域住民への周囲の差別を題材にした内容に、あらためて人権の大切さを考える貴重な機会となりました。
「ドイツ館」は、板東俘虜収容所で過ごしたドイツ兵たちの活動の様子や、地域の人々との交流の様子を展示した史料館で、ドイツ兵たちが板東地区でどのような生活を送っていたのか、地域の住民とどのように関わり合ったのか、なぜドイツ館が創設されたのかなどを詳しくご説明いただきました。数々の貴重な資料も見ごたえがありました。
また「賀川豊彦記念館」では、友愛・互助・平和のために生涯を捧げ、労働運動、普通選挙運動、農民運動、生活協同組合運動に献身した大正・昭和期の社会活動家である賀川豊彦氏の生涯を学ぶことができ、自身が病で何度も死の淵をさまよいながら、恵まれない人の救済活動を妻とともに行い続けた賀川氏の姿に皆さんは感動されていました。
ご参加いただいた皆さんは、研修の合間に各地区で行われている地域活動の情報交換などをおこなわれていました。